Piu Design

お知らせ

2014.11.29秋の台形のいえ

先日、そういえば表札の写真を撮ってなかった!と思い、ふらっと立ち寄った台形のいえ。
いやまてよ、表札どころか完成後の写真もちゃんと撮ってないじゃないか!
...ということで、完成後およそ9ヶ月ぶり。雨上がりの午後に家族総出で撮影に伺いました。
住み慣れてこそ感じるそうですが、「ここはもっとこうだと良かったかも」とお施主さん。
「でもそれ以上にとっても気に入ってる!」と明るくおっしゃってくれます。
何よりの励ましの言葉に、感謝です。
20141129

2014.11.28北野のいえ

古い日本家屋である母屋の改修を前に、離れのリフォームがほぼ完成しました。
計画の主軸は、古き良き姿を極力残しつつ、新しい形をはめ込んでいく事をコンセプトにしているのですが、
つくづく日本の家屋の美しさ、尊さを痛感し、そのポテンシャルをに負けてしまいそうになります。
コストや、センスにもよるとは思いますが、必死になって形や見た目を整えても、
その積み重ねてきた時間や、卓越した質の良さの前にはどうしても太刀打ち出来ず、古き良き物の前には適わないなと感じてしまいます。
こうした先人の残してきた美意識や文化が、今や味気ない素材や模造素材で作られる家に取って代わられ、設備、性能、ノーメンテナンスなどにばかり気が行ってしまうのは、実に寂しい事だなと思います。
これから母屋の実施設計ですが、古い物の良さを残しつつ、現代的な暮らしの形を、実直に作っていけたらなと思います。

20141128

2014.10.15気づけば10

いろいろとバタバタとしてしまったことで、報告が遅れてしまいましたが、ピュウデザインは、2004年の秋にスタートしました。今年でまるっと10周年iiiiiiiiii
はじめての完成物件は2005年6月ですが、この10年間、わたしたちがこうしてお仕事をさせていただけたのは、一重に多くの協力者に恵まれたからのこと。まず、家族、友人、スタッフ、そして協力してくださる工事業者さん、ありがとうございます。この期間、何も辛いことがなかったわけではありません。独立したばかりのころは、あらゆる方面に無知でご迷惑をおかけすることも多々ありました。ですが大半胸は、充実して楽しい日々で、さらにわたしたちを慕ってくださるお客様に出会えたことは、かけがえのない財産だということです。

手がけた物件のなかには、いろいろな店舗も含まれていまして、それらのお店も巷の評判を集める魅力的なお店が多数ということも、本当にわが子が可愛いのと同じくでして、笑、うれしいことなのです。

フレンチの名店 森 料理店
本格派の味をあたたかい雰囲気でたのしめる トレフルブラン
女性オーナーのかわいらしいセンスに加え、味もとっても本格的なAgio

ネイル、着付け、さまざまなスタイリングの提案も得意な ヘアサロン  works hair
お子さんからお年寄りまで、どんなときでも最高の笑顔の写真を撮ってしまう nakano camera

金華山の城下町のふるい町家で現代アートのギャラリー空間を 小さい家
ご夫婦のかもしだす雰囲気が最高、癒しと楽しい会話もおまかせな小さな美容室 tenowa
山麓の景色と、ハーブや無農薬野菜をふんだんに使ったお料理が評判のneshian 山のアトリエ

(アトリエ山ノ谷 リンクページを参照くださいませ)

・・・・ほか、ここにまだ書ききれなかったのですが、ご縁あって、素晴らしいお店を手がけさせていただけたこと。改めて感謝を

そういえば住宅、リフォームをも含めると、この9月でちょうど設計物件が50になりました。

いままで、そしてこれから。人生を含め、いろいろな転換期をむかえている気もしています。

わたしたちは、自分たちの役割は、もしかしたら設計者でなくてもいいのかな?と話したりするときも実はあったりします。設計をやめたいということではありません。むしろもっと!なのですが、良質な建物を設計できる有能な方は正直たくさん存在するし、これから少子化のなかで、確実に建築という業種は見直していかなければならない側面が多いからです。

意地やプライドではないのですが、わたしたちを必要としてくださる方に最大限の努力をしていきたい、それは変わりません。暮らしのなかで、本当にどういうことを感じ、行い、そして実践するか。そんなことを、建物をつくるなか、また子育てをするなかで、感じてきた10年でした。アトリエ山ノ谷という場を通じて、何かをゆっくり発信していきつつ、ピュウデザインとしても真摯にお仕事をさせていただきたいと思った10月の或る日でした。

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