ほぼ途中経過に触れてこなかった、八代のいえ。今日引き渡しでした。 5人家族での家としては異例のコンパクトさです。このサイズ感を実現出来るのはあまりにも爽快でした。 個々の時間よりも、家族であることが押し付けがましい位に当たり前で、でもその実、いつかの将来に個々の自立も当然にかせられる、厳しくも愛情深い住まいのあり方だと思いました。 建物そのものの意匠こそ、最近私たちがデザインするスタイルとは少し違いますが、私たちの住まいづくりに対する想いでもある、建物ありきでない姿形を表現した「暮らし」がそこにはあると実感します。
造作家具の扉にオイル塗装を施します。丁寧に並べられた様子から、塗装屋さんの気質が伺えます。
箱の中身も丁寧に。
塗装下地のパテ処理。相合傘の様に見えました。 次来るときには白く美しく仕上がっていることでしょう。
安八郡神戸町、平屋建ての家。 もう少しでまとまりそう。 いつもどおりの、なんてことのない素朴な家です。